札幌記念と宝塚記念、函館記念の好走の法則と関係性を探る

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今週のメインレースはG2札幌記念

JRA夏競馬で最も華のあるレースです。

このレースを攻略するべく臨戦過程別の成績から
好走する馬のヒントを掴んでいきましょう。

まず札幌記念に向かう主な前走レースと成績を見てみると

    単回収 複回収 複勝率 頭数
函館記念 46% 53% 22.2% 27頭
宝塚記念 60% 133% 55.6% 9頭
クイーンS 444% 194% 60.0% 5頭

となっています。

量では函館記念、質では宝塚記念といった形に分かれているので
今回はこの2つのレースと札幌記念の関連性を見ていきたいと思います。

まず函館記念ですが、根本的にここ経由の馬は成績が悪いです。

理由は2つ

・条件が上がってレベルが上がるため通用しなくなる
・求められる適性が全く違う

という事があるからです。

適性については荒れ馬場でパワー重視の函館記念と
スピード、末脚重視の札幌記念と真逆ともいえる適性分布になっています。

このことを踏まえて函館記念経由でも通用するパターンを探ってみると

4角4番手以下(単回収78%、複回収80% 複勝率31.3%) 16頭

末脚が重要なこのレースでは差し馬の方が有利です。

この条件に馬体重499kg以下という条件を加えると

(単回収113%、複回収99% 複勝率36.4%) 11頭

かなりまともな成績となってきます。

スピード勝負に有利な軽量馬ならより良いという事ですね。

ちなみに、脚質・馬体重の条件を満たした馬だと

上がり3F3位以内(単回収0%、複回収141% 複勝率50%) 6頭
上がり3F1位(単回収0%、複回収275% 複勝率100%) 2頭

というデータもあります。

函館と札幌の適性の違いがよく分かるデータですね。

函館記念経由の馬は大きな枠で見てみても

前走3着以内(単回収0%、複回収71% 複勝率29.4%) 17頭

そして、上がり3F5位以内なら

(単回収0%、複回収93% 複勝率38.5%) 13頭

と数字にまとまりを見せています。

続いて、宝塚記念経由の馬ですが

こちらは現役最高峰クラスの能力の高い馬が出走してくるので
素直に能力の高い馬が好走します。

チャンピオンホースタイプの馬格のある馬が強いので
500kg以上で条件を抽出すると

(単回収77%、複回収171% 複勝率71.4%) 7頭

とさらに信頼度が上がります。

また、長期休養明け2戦目、人馬共に初コース、初の重賞1番人気
と買う要素が全くなかったトーホウジャッカルを抜いて考えると

(単回収90%、複回収200% 複勝率83.3%) 6頭

宝塚記念組には無理に逆らわない方が良さそうですね。