圧倒的1番人気のいるレースにおける馬連・馬単の馬券効率と回収率について

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圧倒的1番人気のいるレースで馬券素人がやりがちな事と言えば

「人気馬からの馬単勝負」です。

これは実はかなり回収率を落とす行為です。

その理由を説明していきたいと思います。

まず、圧倒的な1番人気という前提について

単勝 1.5~1.9倍 の馬と決めます。

そして、今回検証に使うデータの期間を

2013年1月~2015年10月 とします。

このエリアのオッズの馬の勝率と連対率を見てみると

勝率 45.7% 
連対率 66.8%

(どの期間でデータをとっても大体これくらいの確率になります)

この数字から分かる事は

2着以内に入る確率は1着に入る確率の 1.46倍 であるという事が分かります。

逆に言うと1着になる確率は2着以内に入る確率の 0.66倍

ここで1つ「2015年の京阪杯」を例として出します。

このレースの単勝オッズですが

ビッグアーサー 1.5倍
サトノルパン 15.6倍

でした。

そして馬連と馬単オッズは以下の通り

ビッグアーサー → サトノルパン 11.8倍
ビッグアーサー - サトノルパン 9.9倍

この数字から

ビッグアーサーの馬単配当は馬連配当の 1.19倍 である事が分かります。

と、この2つの数字をまとめると

馬連ではなく、馬単で馬券を買う時は

確率論的に 1.46倍 の配当が欲しいところが

実際は 1.19倍 の配当しかつかない。

という事です。

これは2015年京阪杯の例ですが
他のレースを見ても、この期待値を超えるレースはまずありません。

大抵の馬券弱者はこの目先の1.2倍欲しさにおのずと
期待値を下げてしまっている訳です。

では、逆に断然人気の馬を2着につけたらどうかという事も考えてみましょう。

1着になる確率と2着になる確率を比較すると

45.7/(66.8-45.7) となり

1着になる確率は2着になる確率の 2.16倍 です。

次に、馬単の1,2着裏表の倍率を見てみると

ビッグアーサー → サトノルパン 11.8倍
サトノルパン → ビッグアーサー 38.6倍

この数字から

ビッグアーサー2着の配当は1着の配当と比べて 3.27倍 である事が分かります。

この2つの数字から馬券の期待値を探ってみると

的中率こそ 46%程度 に下がってしまいますが
配当は 3.27倍 に上がる

という事です。

これも一つの例ですが、大抵どのレースで検証してみても
2着付けの方が期待値が高いという数値を示します。

なぜこのような現象が起きるのかというと

多くの馬券弱者が目の前の的中と目の前のちょっとした配当ほしさに
欲をかいて馬券を買うから

つまり

「人間の本質が目先の欲に負けるように出来ているから」です。

馬単1着付けを買う人が多くなれば多くなるほど
馬券の期待値の低くなり、2着付けに期待値が高くなります。

馬券の世界では多数派に傾いた時点で「負け」です

馬券強者は的中率を大幅に下げる事を恐れず
期待値の高い馬券を取りに行き、しっかりと勝ちを掴みます。

ここまでの話を聞いてどう思いましたか?

競馬は割合のゲームですから、多くの人が進む方向へ一緒に進んでいくと
自ら配当と期待値を下げていってしまいます。

この本質的な人間の心理を利用して
人が進まないような方向へ進む

これが馬券で勝つという事です。

今後、同じようなシチュエーションに当たったら
是非、多くの人と同じ方向に進まないように気をつけてみて下さい。

今回は馬券の買い方について話をしましたが
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MOTO

競馬歴20年を超えるベテラン戦士です。 競馬を愛し、馬を愛し、騎手を愛して競馬を楽しんでいるので、競馬場で馬や騎手に罵声を浴びせるようなファンは嫌いです。 エンターテイメントとしての競馬の素晴らしさを伝えるべくブログを書いています。