ハープスター、ジャスタウェイ、ゴールドシップは凱旋門賞勝てる?

Pocket

毎年のように凱旋門賞に挑戦する日本馬

昨年はオルフェーヴルとキズナが挑戦し、健闘しましたが
今年も一流馬が参戦を表明。

待望の初勝利に向けて万全の布陣で臨む一戦
と考えている人も多いでしょう。

ですが、結論から言うと

「去年よりも厳しい戦いになる」と言わざるを得ません。

当然競馬ですし、相手のある事なので
勝つ確率は0ではありません。

が、昨年のオルフェーヴル、キズナと比較すると
戦力は一枚落ちるというのが私の評価です。

勘違いをしないでほしいのは
ハープスター、ゴールドシップ、ジャスタウェイが
昨年の2頭と比べて能力が低いからという訳ではありません。

では、なぜ戦力が一枚劣るのか?

その理由について可能性が高い馬から
強みと弱みを交えて話していきたいと思います。

まず1番可能性のあるハープスターから

この馬の能力は歴代の女傑と比べても遜色なく
歴代最強牝馬である可能性までを秘めている馬です。

が、ロンシャンの深い芝に対する適性がありません。

父ディープインパクトや同じディープ産駒のキズナは
この馬場に持ち味を殺され、瞬発力を活かす事が出来ませんでした。

ハープスターも同様に瞬発力という武器が売りの馬なので
その売りが消されてしまうのは非常に厳しい状態です。

その中で一番手として挙げるのは斤量の恩恵を受けるから

昨年のトレヴに始まり、デインドリーム、ザルカヴァ、レイルリンクなど
実に過去10年で8回も3歳馬が勝利しています。

これだけ3歳馬が圧倒しているのに斤量面でのテコ入れがないのは
どうかと思いますが、現状では3歳馬以外にチャンスなし
と言えるレースで54.5kgを背負って出走出来るのは
間違いなく好材料です。

距離について2400m長いという人がいますが、それは間違った認識です。

秋になってJCや有馬記念で好走するハープスターを見れば
誰も何も言わなくなるので、距離不安説は放っておきましょう。

つまり馬場だけこなせれば勝つチャンスは十分にあります。

次にチャンスがあるのはゴールドシップです。

この馬の強みは馬場適性です。

オルフェーヴルやナカヤマフェスタなどステイゴールド産駒は
ロンシャンの馬場を得意としており
ゴールドシップも間違いなくロンシャンの馬場をこなせるでしょう。
もちろん距離適性も十分です。

あとは5歳という凱旋門賞を勝つには致命的とも言える年齢と
不器用で素軽いタイプではないという点がどうでるか
ツボにはまればあっと言わせるシーンはありますが
どちらかというと不安要素の方が多いのは否めません。

最後にジャスタウェイ

世界ナンバー1の肩書き通り、能力だけなら随一の存在。
ですが、距離が長すぎます。

この馬は完全なマイラーで陣営の間違った距離選択が
ジャスタウェイの能力開花を遅らせたと言えます。

東京の2400mなら展開次第でマイラーも
こなせる展開になる事がありますが
ロンシャンの2400mはマイラーにはこなせません。

斤量面、展開面、馬場適性面、どれも有利な材料とは呼べず
能力だけで勝負を挑まなくてはいけない今回は惨敗必至。

個人的に世界一の称号を汚す使い方はしてほしくなかった
というのが本音です。

これらが今年日本から挑む3頭の勝算と不安要素です。

昨年・一昨年とオルフェーヴルが2着に入りましたが
オルフェーヴルは斤量面だけ不利があったものの
馬場適性や能力、馬のタイプなど全てがロンシャン向きでした。

オルフェーヴル1頭が勝つ確率と
今回3頭のうちのどれか1頭が勝つ確率を比べると
オルフェーヴルに軍配が上がる事は否めないですね。

と、客観的に馬を分析しましたが
日本の競馬ファンとして3頭共に頑張って欲しい気持ちは貴方と一緒です。

当日は頑張って応援しましょう。

スポンサードリンク

ABOUTこの記事をかいた人

MOTO

競馬歴20年を超えるベテラン戦士です。 競馬を愛し、馬を愛し、騎手を愛して競馬を楽しんでいるので、競馬場で馬や騎手に罵声を浴びせるようなファンは嫌いです。 エンターテイメントとしての競馬の素晴らしさを伝えるべくブログを書いています。