シンボリクリスエス産駒エピファネイアの全成績から特徴を読む


今年は全勝を宣言したエピファネイア

スタートとなる産経大阪杯は不得意としている
後方からの競馬で3着と負け、
早速全勝宣言は崩れてしまいましたが
この馬の能力は疑いようがありません。

シンボリクリスエス産駒はコンスタントに成績を残している物の
今まで大物を輩出した事がありませんでした。

エピファネイアが3歳の春に皐月賞・日本ダービーを取り逃した時は
もしかしてこのまま萎んでしまうのではと思いました。

しかし…

3歳の秋にはジンクスを覆し
成長してパワーアップした姿を見せて
念願であったGI菊花賞を奪取

シンボリクリスエス産駒最初の大物となりました。

もしかしたら、これが最後の大物かもしれないと思うと
シンボリクリスエスにとってはその血を後世に引き継いでくれる
宝物のような存在と言えるでしょう。

今年は国内に専念という事で勝っても負けても
常に主役としてレースに登場する事は間違いありません。

つまり、今後GIを当てて行くには避けて通れない存在ですね。

ということで、今回はエピファネイアの全成績を振り返って
エピファネイアの適性やキャラを探っていきましょう。

新馬戦 1着

道中中団に位置取り。
直線では内から抜け出せず、外に持ち出すと一瞬で抜け出す
スピード感溢れる末脚は持続力タイプ。
とにかく能力が違う。

【収穫】持続力タイプの末脚、能力高い

京都2歳S 1着

道中2番手で折り合いに苦労するも内で脚をためる
直線に入り、すっと抜け出して楽勝
枠にも恵まれたが、豊富なスピードを見せた。

【収穫】スピード感あり、折り合い苦労

ラジオNIKKEI賞 1着

1000m66秒という超スローペースの中
3番手で折り合い、4コーナー並びかけて
キズナとバッドボーイを競り落とす。
スピード感溢れる走りを見せた。

【収穫】スピード能力高、持続力型の末脚

弥生賞 4着

このレースは福永騎手が騎乗停止処分を受けていたので
代わりにビュイック騎手が乗っていました。
この影響か、休み明けの馬を御せずに終始かかりっぱなし
最後の直線では力尽き4着に敗れた。

【収穫】気性激、休み明け不安の可能性

皐月賞 2着

スタートを決め中団で折り合う、4コーナーでは
先頭に並びかけ抜け出すがロゴタイプに外からねじ伏せられる。
パワーもあるがスピードが勝ったタイプ

【収穫】小回りコース対応可能、スピード有り

日本ダービー 2着

好枠から中団を追走、躓くアクシデントがあったものの
直線は外から差して伸びる。
最後にキズナの瞬発力に屈した物の
【収穫】左回り問題なし、距離延長問題なし

神戸新聞杯 1着

キズナ、ロゴタイプが不在の中、圧倒的な1番人気で出走
中団から4コーナーで先頭に並びかけるお決まりのパターン。
前崩れの展開ながら後続を全く寄せ付けず楽勝。

【収穫】折り合い能力UP、成長力有り

菊花賞 1着

スタートを決め3番手で折り合いをつける。
あとはそのまま最後の直線までついていき
直線は突き放す一方で楽勝。
スピードを生かせる舞台の方がパフォーマンスは上

【収穫】折り合い能力有、スピード能力高

大阪杯 3着

道中3頭が引き離して逃げる展開の中、キズナの少し前に位置取る
直線では瞬発力勝負となり、キズナにあっという間に交わされ
2着のトウカイパラダイスも差せずに3着

【収穫】瞬発力勝負は不向き、スピードタイプの走り

クイーンエリザベスⅡ世カップ 4着

道中は4番手を進み、展開としては理想だったが
直線に入ってからはまったく伸びず、瞬発力不足を露呈
底力が足りないか

【収穫】瞬発力不足、馬の衰えの可能性あり、海外苦手可能性あり

収穫の欄を見ていくとエピファネイアの特徴が浮き上がってきます。

瞬発力ではなく、スピードの持続力で勝負するタイプ
なので、前で競馬する方が得意。
この馬の力が生きるのは京都競馬場・東京競馬場。
瞬発力勝負、パワー勝負は苦手である。

前目で積極的なレースが向くので
騎手は福永祐一騎手よりも岩田康誠騎手、浜中俊騎手の方が
手が合うでしょう。

今後も出走毎にアップグレードして
エピファネイアがどういう馬なのかを丸裸にしたいと思います。

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競馬歴20年を超えるベテラン戦士です。 競馬を愛し、馬を愛し、騎手を愛して競馬を楽しんでいるので、競馬場で馬や騎手に罵声を浴びせるようなファンは嫌いです。 エンターテイメントとしての競馬の素晴らしさを伝えるべくブログを書いています。